しなものWORKS
陶器工房壹
作り手/壹岐幸二 素材/陶土 地域/沖縄県読谷
壹岐幸二さんは、沖縄の伝統を踏まえながらいまのくらしに合う作陶を行っています。
取り扱っているのは、約400年前に現在の那覇市泉崎周辺でつくられていた湧田焼を、
現代的にアレンジした「mintama(みんたま)」シリーズです。
mintama(みんたま)とは沖縄の方言で目玉のこと。
当時、効率よく生産するために、器の中央部を無釉にして重ね焼きをしていました。
中心部に点打ちのある湧田焼の意匠をそのまま目玉に見立てて、
色の種類を増やしmintamaシリーズは生まれました。
釉薬がかかっているところとそうではないところのコントラストがモダンで、
料理を引き立てる雰囲気に仕上がっています。
[ プロフィール ]
- 1966年
- 京都府生まれ
- 1990年
- 沖縄県立芸術大学卒業
- 1991年
- 同大学研究生終了
- 1991年
- 1991年から1996年まで読谷山焼 大嶺實清師事
- 1996年
- 「陶器工房 壹(いち)」 設立
- 1999年
- 初個展(沖縄市中央パークアヴェニュー)