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松徳硝子

素材/硝子  地域/東京都墨田

松徳硝子は電球用ガラスの生産工場として、1922年に創業しました。
電球製造で培った職人たちの傑出した技巧により、
1989年に松徳硝子の代名詞ともいえる薄吹きグラス「うすはり」が誕生。
手にした時の軽やかな質感と繊細な口当たりは、飲み物をより美味しく感じさせてくれ、
ご家庭や料亭などさまざまなシーンで親しまれています。
そうして現在、「ガラスをもっと食卓に取り入れてほしい」との思いから、
日本酒用の徳利や猪口、オールドグラスの製作、切子職人とのコラボレーションといった、
さらなるものづくりの飛躍に挑戦。
練達した職人だからこそ成せるシンプルさを極めた意匠は、
あらゆる素材のうつわとすんなり馴染み、料理と食事の時間をより愉ませてくれます。

[ プロフィール ]

1922年
村松庄太郎により電球用ガラスの生産工場として「丸佐バルブ製造所」創業
1928年
現在地に移転
1945年
戦災により東京及び大阪の主工場が焼失したため松下電器産業株式会と合併
1946年
村松硝子株式会を設立 村松庄太郎が社長に就任
1958年
創業者村松庄太郎が逝去、松徳硝子株式会を設立
1989年
「うすはり」シリーズ発表
1990年
片桐久夫、他2名が「すみだマイスター」に認定される
1991年
村松邦男が社長に就任
2002年
江戸硝子が東京都の伝統工芸品に指定される
2008年
片桐久夫が現代の名工に認定される