しなものWORKS

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紅型ナワチョウ

作り手/縄トモコ  素材/顔料・麻・綿  地域/沖縄県南城

紅型とは沖縄の気候風土によって育まれた伝統的な染めの手法。
起源は15世紀にまで遡り、南国特有の鮮烈な色彩と神秘的な文様が奏でる染物は、
交易品や王族の礼服として珍重されてきました。
縄トモコさんは、そんな紅型に魅了された若手作家のひとり。
沖縄でくらし、日常の中で目にする自然の色やかたち、旅先で出合った風景を、
紅型に落とし込んで表現しています。
草花をモチーフとした古典柄、京友禅の影響を受けた和柄、オリジナリティ溢れるモダンな柄。
一色一色を丁寧にのせて、縄さんの紅型の世界は創造されていくのです。
大胆で華麗な紅型に対し、藍の濃淡で染め出した藍型も魅力的。
大らかで鮮やかな沖縄の息吹を感じてください。

[ プロフィール ]

1981年
鳥取県米子市に生まれる。
2003年
沖縄県に移住、金城紅型染工房・普天満紅型工房で紅型を学ぶ。
2007年
独立を機に自己ブランド「紅型ナワチョウ」を設立、異なったジャンルの物作りユニット
「コココ工房」を結成(紅型・陶器・写真)し、沖縄県内外で個展活動を展開中。