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雄勝硯生産販売協同組合

素材/雄勝石  地域/宮城県雄勝町

「日本人女性の黒髪のように美しい」といわれるほど、艶やかな黒色が印象的な雄勝石のプレート。
宮城県石巻市雄勝町のみで採掘される雄勝石は玄昌石とも呼ばれ、
黒という意の「玄」、美しいという意の「昌」から、この名が付けられたそうです。
室町時代より書道の硯として高い評価を受け、
明治時代に入ると建築資材としても重宝されるようになりました。
曲げに強く給水率も低いがゆえ変質しない特性を有しており、
雄勝石を原料としたスレート材は数々の建築に採用。
東京駅の駅舎の屋根もそのひとつで、長い年月を経ても優雅な表情をとどめています。
テーブルウェアの製作をはじめたのは、20年ほど前。
石の割肌をいかした自然な風合いと漆黒の佇まいはあらゆる料理を引き立たせ、
上質な食卓を演出してくれます。

[ プロフィール ]

1984年
雄勝硯生産販売協同組合設立
1985年
通商産業大臣(現 経済産業大臣)より伝統的工芸品の指定を受ける
2011年
3.11発生 東日本大震災の大津波により壊滅的に被災
2012年
採石山連絡道路の復旧により、震災後初の採石作業を再開
2014年
特許庁長官より商標登録書の交付