しなものWORKS

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高野竹工

素材/竹・木  地域/京都府

良質な竹の産地・京都府長岡京市に工房を構える高野竹工。
創設者である故・高野忠男さんは京都の竹工芸店に生まれ、
幼少期より竹に親しみ、その美しさに傾倒していました。
なかでも竹を茶道具に用いた千利休居の心眼に感服し、
茶道具作家としての道を終生にわたり邁進。
素材を吟味する審美眼も非常に優れていたと伝えられています。
古民家の囲炉裏の煙により飴色に育った本煤竹の楊枝、
黒柿・神代杉・屋久杉の茶杓など、
貴重な銘木や国宝級建築物の古材を使用した製品の数々は、
高野さんの思いを継ぐ高野竹工ならでは。
工房では指物、漆、蒔絵など様々な技を持つ職人が、
茶道具から日用品にいたるまで、多彩な商品の製作に携わっています。
ものづくりにかける情熱、そして高野さんの自然素材と向き合う姿勢と技術力は、
現在の職人たちにしっかり継承されていることが窺えるでしょう。

[ プロフィール ]

1941年
高野竹工株式会社の前身「高野竹工芸店」を京都市中京区で開業。
1973年
高野竹工株式会社設立(資本金 500 万円)、本社を京都市右京区嵯峨野に設置。
1988年
小売直販事業部「竹の匠」を開設。
京都文化博物館ろうじ店舗開設に参画
1988年
創業30周年を機に、昭和54年に開設した長岡工場に新社屋を設置。全機能を集結。
2010年
本社を京都府長岡京市に移転。
2014年
京都祇園に直営小売店「篁(たかむら)」を開設。