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畠春斎

作り手/畠春斎  素材/鋳鉄  地域/富山県高岡

高岡鋳物発祥の地として400年もの歴史を伝える高岡市金屋町。
鋳物職人が集まるこの街で、3代目・畠春斎さんは茶釜や鉄瓶の製作を行っています。
畠さんのつくる茶釜は、父である2代目・畠春斎さんから受け継いだ技術を守りつつ、
新しい感性を溶け合わせた柔らかなラインが特徴的。
富士釜とは富士山を模した茶釜を指し、
鐶付は雲、摘は松葉、胴には縁起のよい48本の縦筋を施しています。
代々鋳物師として名を馳せてきた畠春斎家の3代目の確かな腕が光る名品です。

[ プロフィール ]

1976年
富山県高岡市に生まれる
2006年
県展 新人賞
2007年
第54回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞
2009年
日本工芸会正会員認定
2013年
第60回日本伝統工芸展 NHK会長賞
第7回佐野ルネッサンス鋳金展 第1部門 大賞
2015年
日本伝統工芸富山展 高岡市長賞